睡眠
## 1
おおよそインターネットは便利で中学生のころ知りたかったシリーズ
突然だが、頭痛で意識を失ったことがある人はどれぐらいいるだろう
自分はある、だいたい20回ぐらい。
記憶が正しければ中学時代から大学を卒業したぐらいにかけてその症状に悩まされていた。
急に目がおかしくなり激しい頭痛に襲われ、途中で意識を失い、目が覚めると嘔吐する。
順番は日によって違ったが、「頭痛」「嘔吐」がセットで起こる。
今でこそわかった情報だが、おそらく閃輝暗点だった。
当時はいくつ病院に行っても何なのかなぜ起こるのかがわからなかった情報がインターネットを通じてふと流れてくる。
## 2
文章にしてみれば数行の苦しみだが、当時の自分にとってはかなりの負担であった。
余談だが文章量におおじて苦しみが増えるのなら、「死」はそこまで苦しくないかも知れない。
特に中高生時代に頻発しており、医者にかかってもわからない症状をなるべく予防するために、どういう状態だと起きるのかを分析するようにした。
とはいえ、月1で起こるわけでものないのでそう詳細にわからないが、最終的に睡眠時間が大きなファクターになっていることがわかった。
## 3
それからの自分はなるべく睡眠を重要視した。
正確には睡眠がとれていない状態を危険視した。
とはいっても、あまり理解されるものではない。
当然ある程度の部分は理解される。寝なくて体調を崩さない人間はヒロポンを打っているか、超人である
だけど重要視する度合いに対してはあまり理解されない。
## 4
他人に理解されて頭痛が治るなら嬉しいが、そんなこともないので結局他人の理解はどうでもいいのである。
そう思わせるほど頭が痛くなるのだ。