私信電信(https://shishindenshin.vercel.app)、二回目のテーマは「OSSへの貢献」
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自分は厳格なFreeSoftware 主義者というほど極端ではないかもしれないがそれよりだと思う。
今まで過程を考えると、高校までまわりにプログラミング言語と英語の区別もついてない田舎でインターネットの情報を頼りに勉強するしかなかったので、OSS特にJavaScriptがメインとなっていく。 そのうちWebFrontendを特に専門に仕事を始めるがこれもOSS無くして成り立たないわけで(最近はSREをやっているがこちらもOSS無しでは成り立たない)、
そういった環境で生きてきたことからOSSに還元すべきという考えに至るのは当然のように感じる
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とはいえOSSに貢献するということはめちゃくちゃ難しく感じるが、それは難しく考えすぎているのだと思う。
貢献の仕方として例えば、「GitHubのIssueの中からバグや不足している機能を探してきてPRを作成してmergeする」というものがあるが、 このレベルのものはこれが解決しないと業務が進まない事象に直面してようやくできることで、そもそも詳しくないと無理。 「なりたい職業?そうですねぇ。不動産収入の不労所得で暮らしたいですねぇ」ぐらい夢。
だからもっと簡単をする、バグ報告とかドキュメント書くとかブログ書くとか勉強会で{発表,参加}するとかtwitterするとか。 OSSの中の再頒布の自由に近いかもしれないけど、情報を頒布して自由な技術を広めるのもは貢献という意味でも価値が高い。それも気力がいる。
だからもっともっと簡単できて、少しでもOSSに対して貢献できるように大事にしていることは
「わからないことを聞く」「聞かれたら答える」
そもそも人が何をわからないかってわかんないんで、自分がわからないこと、という情報を広めるのは大事。 それと同様に聞かれたら答える。答えたことをブログに書くとかすればベストだけど、一人増えるだけでも良いかなと。
ヒヤリハットのハインリッヒの法則に近いところはあるかなって思っていて、一件の重要なPRは300件の"わかんない"からみたいなね。
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ちょっと別の話にはなるけど、OSSの開発者が十分な報酬を受けていないというのは「まぁそうだよね〜〜」って感じで今の会社の方でもスポンサーするにはしているけど(以下のリンク参照)金額の妥当性みたいなところは難しい
いろんなOSSにスポンサーしてる時雨堂とかはすごいなって思う
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ちなみに自分のここ最近のOSS活動は「NixOSをmac book pro(16.1)で動かす」ということをテーマに空き時間にやっているが、去年の冬ぐらいからやっていてあんまり時間を避けていなのはあるが進捗が乏しい
その活動の中で若干反省があって、
とあるドライバのための以下のnixファイルを書いたんだけど、本家の方にPRを送っていなかった。正直自分しか使わないと思っていたのもあるが、完成してから出そうとしていた
ところが、その後にPRを送った人がいてmergeされていた。
最終的にこっちの方が良くできているから結果としては問題ないんだが、これは本当に良くなかったなって、もっと行動をちゃんと起こすべきだなって反省している。
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本当に難しいことはApex Legendsに割いている時間をその活動に日々割くことだ。 つまりはモチベーションの維持ということだが。